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ピクセラ、総務省「マルチバンドISDB-Tシステムの研究開発」公募に採択

2010年3月18日

株式会社ピクセラ(代表取締役 藤岡 浩 以下、当社)は、総務省が公募を行っていた「平成21年度 情報通信技術の研究開発に係る提案の公募(第3回)」の「マルチバンドISDB-Tシステムの研究開発」に採択されたことをお知らせします。

総務省が平成22年2月3日から同年2月23日の間で公募した2件の研究開発課題のうち、「マルチバンドISDB-Tシステムの研究開発」について、当社が富士通マイクロエレクトロニクス株式会社(代表取締役社長 岡田晴基)との共同研究開発の形で採択されました。

本研究開発の成果の活用により、デジタルテレビ放送において「日本方式」と呼ばれるISDB-T方式の海外進出に貢献するとともに、新たな市場(南米、その他)でのビジネス拡大が期待されます。

「総務省 平成21年度 情報通信技術の研究開発に係る提案の公募(第3回)」について

総務省 平成21年度 情報通信技術の研究開発に係る提案の公募(第3回)の報道資料
総務省 公募結果の報道資料

「マルチバンドISDB-Tシステムの研究開発」について

国内でのISDB-T放送は6MHz帯域を利用して放送されていますが、海外では7MHzや8MHz帯域を利用する国もあります。

6MHz/7MHz /8MHzのマルチバンドに対応することで、どの国でも共通のシステムで展開することができるため、製造コストや流通面で非常に有利となります。

また、諸外国でのISDB-T方式採用の可能性を高めることができます。

今後の見通し

来期以降、本研究実績を生かした海外ビジネス展開を図っていく予定です。

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